OpenSea(オープンシー)とは?始め方や特徴についてくわしく解説

【PR】記事内には広告が含まれることがあります。

2023年に入ってから優良なNFTコレクションが値下がりするニュースも出ています。

しかし、NFT自体の価値が下がったわけではなく、サッカーの観戦チケットをNFT化するなどのユースケースも出てきており、相変わらず注目度は高いです。

この記事では、NFTの熱狂が始まるきっかけになったNFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」について解説します。

おすすめ取引所!
  • 想定年利10%以上の仮想通貨運用
  • 各種手数料が無料
  • 500円から仮想通貨を買える
  • SBIグループの運営で安心感◎
SBI VCトレードの評判・口コミ
【公式】SBI VCトレード

OpenSea(オープンシー)とは?特徴や稼ぎ方を徹底解説

まずはOpenSeaの特徴と、具体的な稼ぎ方を紹介します。

  • 世界最大規模のマーケットプレイス
  • 有名なNFTコレクションを購入できる
  • 取り扱うNFTの種類が多い
  • 複数のブロックチェーンに対応
  • OpenSea Proがリリース
  • 複数の販売方法を選べる
  • OpenSea(オープンシー)の稼ぎ方

世界最大規模のマーケットプレイス

OpenSeaは、世界最大規模のマーケットプレイスです。

DappRadarが提供しているデータによると、NFTマーケットプレイスの取引高、ユーザー数共に1位にランクインしています。

直近30日感のランキングを見ても、3億2,179万ドルの取引が行われており、2位にランクインしているX2Y2のおよそ5倍という数字です。

利用するユーザーが多いので取り扱うNFTの数も多く、NFTプロジェクトを立ち上げたときは「まずOpenSeaに出品」という流れがあります。

有名なNFTコレクションを購入できる

OpenSeaでは、有名なNFTコレクションを多く取り扱っています。

価格は高価ですが

  • Bored Ape Yacht Club(BAYC)
  • Moonbirds(ムーンバーズ)
  • Nyan Cat(ニャンキャット)

などのNFTを購入できます。

国内の有名なNFTコレクションもOpenSeaで購入可能です。

  • CNP(クリプトニンジャ・パートナーズ)
  • XANA: LAND(ザナ・ランド)
  • CNP Jobs(クリプトニンジャ・パートナーズ・ジョブズ)

などの人気のコレクションを取り扱っています。

10月30日と31日には、Aopanda Party(あおぱんだパーティー)とHalloween Poupelle(ハロウィン・プペル)という日本発のNFTコレクションがOpenSeaでリリースが開始。

OpenSeaの24時間の取引量で、世界1位を記録したことでも話題となりました。

取り扱うNFTの種類が多い

OpenSeaは、取り扱うNFTの種類が多いです。

  • 音楽
  • ゲーム内アイテム
  • 写真
  • トレーディングカード
  • ドメイン(.crypto .ethなど)

などの、デジタルデータを販売しています。

アカウントを登録するだけで作品を販売でき、今日からでもNFTクリエイターになれます。

複数のブロックチェーンに対応

OpenSeaは、複数のブロックチェーンに対応しているマーケットプレイスです。

利用するブロックチェーンによっては、ガス代を抑えてNFTを購入できます。

OpenSeaに対応するブロックチェーンは、以下のとおりです。

  • Ethereum
  • Polygon
  • Klaytn
  • Solana
  • Arbitrum
  • Optimism
  • Avalanche
  • BNB Chain

また、ブロックチェーンによって取り扱うNFTの種類は異なります。

OpenSeaのメニュー画面からブロックチェーンを選択できるので、NFTの購入時に利用してください。

OpenSea Proがリリース

2023年4月にOpenSeaは、高度な取引ツールを求めるトレーダーや投資家に向けてOpenSea Proをリリースしました。

OpenSea Proを利用すると、170を超えるNFTマーケットプレイスの出品情報をまとめて閲覧できます。

OpenSea Proの特徴は、以下のとおりです。

  • NFTを一括購入・売却できる
  • ガス代を最適化している
  • 複数のマーケットプレイス情報を集約できる
  • メニュー画面をカスタマイズできる
  • NFTの売買情報をリアルタイムに更新できる

NFTの一括購入時は、OpenSea Proを利用すると取引のガス代を削減できます。

OpenSea ProはOpenSeaのメニュー画面から移動するか、公式サイトにアクセスしてご利用ください。

複数の販売方法を選べる

OpenSeaでは、NFTの販売時に複数の方法を選択できます。

販売方法は、以下の3種類です。

  • 固定価格の販売
  • オークション形式の販売
  • 複数のNFTをまとめて販売

固定価格の販売は、NFTの出品者が価格を決定します。

オークション形式の販売方法は、最高額入札者へ販売するイングリッシュオークションと、時間の経過とともに価格が下落するダッチオークションの2種類です。

ダッチオークションを利用すると、最初に入札したユーザーがNFTを購入できます。

複数のNFTをまとめて販売するBundleは、ゲームアイテムや音楽NFTの取引で利用すると便利です。

OpenSea(オープンシー)の稼ぎ方

OpenSeaでの稼ぎ方は以下の2つです。

  • NFTを購入して値段が上がるのを待つ
  • NFTを制作して販売

有名なクリエイターの作品は値段が高く、出品後に即完売という例もあります。

作品が購入されたときだけでなく、二次流通(転売)されたときにも、クリエイターに暗号資産(仮想通貨)が支払われるのが特徴です。

人気のある作品は、二次流通されるたびに値段が上昇します。

日本人クリエイターである、イケダハヤト氏が主催するコミュニティ「Ninja DAO」から生まれたCNP(Crypto Ninja Partners)という作品は、0.001ETH(約150円)で販売したのにも関わらず、現在は1.6ETH(約36万円)の値段がついています(※2022年11月2日の価格で計算)

将来的に値段が上がる作品を見つけることは難しいですが、クリエイターがSNSなどで作品を盛り上げるために活動をしていると、連動してNFTの人気も上がる傾向があります。

コミュニティ参加者が盛り上がっているプロジェクトに、注目するのはおすすめです。

もう1つの稼ぎ方は、NFT作品を販売することです。

デジタルデータをOpenSeaにアップロードできれば、だれでも作品を作ることができます。

NFTのカテゴリーの中には写真もあり、お気に入りの1枚を出品するクリエイターも多いです。

はじめはスマホの中にある写真を出品し、徐々にオリジナルの作品を増やしていく方法もあります。

OpenSea(オープンシー)の始め方・取引方法を詳しく紹介

OpenSeaでNFTを購入するまでの手順を紹介します。

  1. 仮想通貨取引所で口座を開設する
  2. 取引所でイーサリアム(ETH)を購入
  3. メタマスク(MetaMask)のアカウント作成
  4. メタマスクにイーサリアムを送金
  5. OpenSeaとメタマスクを接続
  6. NFTを購入

順番に解説していきます。

仮想通貨取引所で口座を開設する

OpenSeaで支払いに使う通貨はイーサリアム(ETH)です。

イーサリアム(ETH)を購入するためのおすすめの取引所は「ビットポイント」です。

日本国内の取引所は金融庁からの審査を受けており、顧客資産の分散管理の義務化や、ハッキングを防ぐための2段階認証を推奨しています。

お問い合わせサービスもあるので、銀行や証券会社のようなイメージで利用できます。

ビットコイン2,000円分がもれなく貰える

ビットポイントの口座開設はこちらから

取引所でイーサリアム(ETH)を購入

仮想通貨取引所で口座を開設したら、取引所にお金を入金し、イーサリアムを購入します。

仮想通貨の送金や、NFTを購入するときにはガス代(手数料)がかかります。

念のために、イーサリアムは多めに購入してください。

メタマスク(MetaMask)のアカウント作成

次にメタマスクというウォレットを作成します。

メタマスクとは、仮想通貨やNFTの保管や送金のために使用する財布のようなものです。

Google Chromeの拡張機能に追加でき、スマートフォンアプリでも利用できます。

メタマスクには3つのパスワードがあり

  • ログインパスワード
  • 秘密鍵
  • シークレットリカバリーフレーズ

1つでもパスワードが流出すると、仮想通貨やNFTを盗まれる可能性があります。

パスワードは厳重に管理して、だれにも教えないようにしてください。

あわせて読みたい
MetaMask(メタマスク)とは?メリット・デメリットや始め方・使い方を徹底解説
MetaMask(メタマスク)とは?メリット・デメリットや始め方・使い方を徹底解説
暗号資産(仮想通貨)の管理や ブロックチェーンのサービスを利用するには、ウォレットが必要です。 ウォレットには、取引所のウォレットやソフトウェアウォレット、ハードウォレットなど用途や形式によって様々な種類があります。その中で、初心者でも扱いやすいメジャーなウォレットがMetaMask(メタマスク)です。 そこで本記事では、MetaMaskのメリット・デメリット、ダウンロードから使い方までをまとめて解説します。 初めてウォレットを作成する方にも分かりやすく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。この機会にMetaMaskの使い方を覚えて、ブロックチェーンの素晴らしいサービスを体験していきましょう。

メタマスク(MetaMask)にイーサリアムを送金

仮想通貨取引所で買ったイーサリアムを、メタマスクに送金します。

送金するときには、メタマスクが「イーサリアムメインネット」になっているかを確認し、送金アドレスをコピーしてください。

アドレスを間違えてしまうと、イーサリアムが紛失します。

必ずコピー・アンド・ペーストで操作してください。

OpenSeaとメタマスク(MetaMask)を接続

OpenSeaとメタマスクを接続します。

アカウント作成時に、メールアドレスを登録しておくと、NFTが購入されたときに通知が来るので便利です。

プロフィール欄には

  • 名前
  • コメント欄
  • SNSアカウント

を入力できます。

全く素性の分からない人よりも、SNSで作品について発信している人のほうが人気も出やすいです。

プロフィール欄を作りこむことをおすすめします。

OpenSea公式サイト

NFTを購入

最後にNFTを選んで購入します。

検索することもできますし、ランキングから選ぶこともできます。

気に入った作品が見つかったらクリックして、作品を詳しくチェックします。

価格や購入者の履歴を見て、欲しい作品が見つかったら「Buy now」をクリックして購入の手続きをします。

OpenSea(オープンシー)の出品・販売方法

OpenSeaにNFT作品を出品して、販売する手順を解説します。

  • OpenSeaに作品を出品する方法
  • OpenSeaで作品を販売する方法

OpenSeaに作品を出品する方法

OpenSeaでNFTを出品するには6STEPで行われます。

  1. 出品したいデジタルデータを用意する
  2. 暗号資産取引所でETHを購入する
  3. メタマスクにETHを送金する
  4. OpenSeaに登録する
  5. OpenSeaでデジタルデータをNFTにする
  6. OpenSeaでNFTを出品する

詳細な出品方法については別記事でまとめてあります。

あわせて読みたい
OpenSea(オープンシー)の出品方法を解説|最新手順に対応
OpenSea(オープンシー)の出品方法を解説|最新手順に対応
OpenSeaでNFTを出品する方法を解説します。 本記事では2パターンの出品方法を取り上げます。 ①持っているデジタルデータをOpenSeaでNFTにして出品する方法 ②すでに持っているNFTをOpenSeaに出品する方法 初めての人でも分かりやすいように画像を参照しながら手順を見ていきます。 ※OpenSeaでは2023年10月3日にNFTの出品方法が変更されており、本記事は最新の情報に基づき作成をしています。

OpenSeaで作品を販売する方法

販売したいNFTを選択し、価格や販売期間などの条件を設定します。

設定が終わったら「Complete listing」をクリックして、メタマスクで署名をします。

少し待つと「Your NFT is listed!」と表示されて出品完了です。

SNSなどを利用して宣伝すると、売れやすくなります。

OpenSea(オープンシー)利用時の注意点

OpenSea利用時の注意点を、4点解説します。

  • フィッシング詐欺に注意する
  • Hidden内のNFTに注意する
  • 利用ユーザーが多いとガス代が高騰する
  • 過去にサーバー障害が発生した

フィッシング詐欺に注意する

OpenSeaの利用時は、MetaMaskのパスワード情報をだまし取るフィッシング詐欺に注意してください。

誤ってOpenSeaの偽サイトにMetaMaskを接続すると、ウォレットを復元するシークレットリカバリーフレーズを抜き取られる可能性があります。

具体的な詐欺の手口は、以下のとおりです。

  • 偽のOpenSeaからのメールに記載されたURLをクリックする
  • SNS上にある偽サイトのURLをクリックする
  • Google検索で上位表示された偽サイトにアクセスする

フィッシング詐欺では、本物のOpenSeaと同じように作られた偽サイトを利用してユーザー情報を騙し取ります。

OpenSeaでNFTの取引をする場合は、必ず公式サイトを利用してください。

Hidden内のNFTに注意する

OpenSeaのメニュー画面から「More」をクリックすると「Hidden」という項目が出てきます。

Hiddenは、一時的にメニュー画面からNFTを見えなくする機能です。

キャンペーンなどで無料配布されたNFTは、1度Hiddenに入ります。

しかし、詐欺を目的としたNFTがHiddenに入っていることもあり、取り扱いには注意が必要です。

Hidden内に見覚えないNFTが送信された場合は、クリックせずに放置しましょう。

NFTにMetaMaskを接続しなければ、詐欺被害にあうリスクはありません。

利用ユーザーが多いとガス代が高騰する

NFTの購入時に、OpenSeaを利用するユーザーが多いとガス代は高騰します。

ガス代が高騰するタイミングは、人気のNFTコレクションの販売時や、同じブロックチェーンを利用する仮想通貨の売買が多いときです。

購入するタイミングが悪いと、NFTの価格よりも支払うガス代が高くなる可能性があります。

NFTの購入時にガス代の見積金額が表示されるので、必ず確認しましょう。

過去にサーバー障害が発生した

2022年の1月にOpenSeaのサーバーで障害が発生し、連携するTwitterやMetaMaskにも影響が出ました。

サーバー障害によって、OpenSeaにアクセスできなくなり、APIで連携する外部アプリにも障害が発生しています。

OpenSeaにアクセスして不具合があったときは、TwitterやDiscordなどで最新情報を確認し、NFTの売買などは控えてください。

OpenSea(オープンシー)に関するよくある質問

OpenSeaに関する質問を2つ紹介します。

  • ガス代とはなに?
  • OpenSea(オープンシー)は日本語に対応している?

ガス代とはなに?

ガス代を簡単に説明すると、ブロックチェーン利用時にかかる手数料です。

NFTを売買するときには、販売者と購入者の情報をブロックチェーンに書き込む必要があり、作業をするマイナーに手数料が支払われます。

ガス代にかかる費用は時間によって異なります。

日本時間の14時〜20時まではガス代が比較的安いですが、利用者が多ければガス代は高騰するので注意が必要です。

イーサリアムガストラッカーというサイトでは、現在のガス代の目安を確認できます。

OpenSea(オープンシー)は日本語に対応している?

OpenSeaは日本語に対応しています。

Webサイトが英語で表示されているときは、ホーム画面の右上にあるアイコンをクリックして、メニューを表示させてください。

メニューの中から「Language」をクリックし、日本語を選択しましょう。

OpenSeaのスマートフォンアプリは日本語に対応していませんが、ブラウザ版を利用するとパソコン版と同じように言語を変更できます。

スマートフォンでOpenSeaを利用するときは、日本語に対応するブラウザ版を利用してください。

OpenSea(オープンシー)の特徴や始め方・稼ぎ方まとめ

OpenSeaの特徴や稼ぎ方、NFTを購入する方法や出品方法を紹介しました。

今後OpenSeaでクレジットカードが利用できるようになると、NFTの購入が簡単になります。

NFTが身近になれば人気も高まり、作品の価格も上昇することが予想されます。

今のうちからNFTを制作し、作品を出品しておくと、将来値段が上がるかもしれません。

少しでもNFTに興味を持ってもらえたらうれしいです。

おすすめ取引所!
  • 想定年利10%以上の仮想通貨運用
  • 各種手数料が無料
  • 500円から仮想通貨を買える
  • SBIグループの運営で安心感◎
SBI VCトレードの評判・口コミ
【公式】SBI VCトレード