写真をNFT化して販売する方法は?売るコツ・おすすめのマーケットプレイスも紹介
「撮影した写真をNFTとして販売したい」「写真をNFT化することは可能?」
このような疑問や要望を抱えていませんか?
本記事では、写真をNFTにして実際に販売する方法をわかりやすく解説します。
NFT写真を売るためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
NFT写真の販売は可能
改めてお伝えしておくと、写真をNFT化して販売することは可能です。
大手NFTマーケットプレイスのOpenseaでは、「写真」というカテゴリーも用意されています。
Justin Aversanoという写真家の作品は、3ETH(約30万円)で取引されています。
NFTというとドット絵や可愛らしいイラストなどをイメージする方も多いですが、それはあくまでも代表例に過ぎません。
ご自身で撮影した写真はもちろん、動画や音楽などのあらゆるデジタルデータをNFT化できます。
NFT写真を販売するやり方・手順
NFT写真を販売する手順は6ステップ。
- 写真を撮影する
- 仮想通貨取引所でETHを購入する
- ウォレットを作成する
- ETHをウォレットに送金する
- NFTマーケットプレイスに登録する
- 写真をNFT化して販売する
手順が多いですが、作業自体はいたってシンプルです。
一度慣れてしまえば次回以降はサクサク進められるので、順番に見ていきましょう。
写真を撮影する
はじめに、NFT化する写真を用意していない方は事前に撮影しておきましょう。
気をつけておきたいのは、写真データのファイル形式です。
NFTマーケットプレイスによっては、販売できるファイル形式が設定されています。たとえば「OpenSea」で有効なファイル形式は以下のとおりです。
- JPG
- PNG
- GIF
- SVG
基本的にスマホやデジカメで撮った写真は、JPGかPNGになるはずです。特殊なカメラの場合は、ファイル形式を確認しておいてください。
なお、人物や建築物の写真を撮る際には「著作権・肖像権」の侵害をしないように注意しましょう。
仮想通貨取引所でイーサリアムを購入する
次に、仮想通貨を準備します。
仮想通貨を購入する理由は、NFTを販売するときに手数料として支払う必要があるからです。
イーサリアム(ETH)という仮想通貨がよく使われるので、国内仮想通貨取引所で購入しておきましょう。
どこの国内取引所でもイーサリアムは取り扱いがあるのでどこで購入してもOK。おすすめの取引所を挙げるとしたら、暗号資産の出金手数料が無料の「SBI VCトレード」です。
SBI VCトレードはイーサリアムのステーキングにも対応しているのでそれも活用するとよいでしょう。
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ウォレットを作成する
続いて、ウォレットを作成します。
ウォレットはWeb上のお財布のようなもので、仮想通貨やNFTを保管することができます。NFTを取り扱う際に、ウォレットを通じた作業が必要です。
おすすめの仮想通貨ウォレットは「Metamask」。無料で利用できて、使用している人も多いです。
Web上ですぐに作れるので、用意しておきましょう。
ETHをウォレットに送金する
ウォレットを作成できたら、国内取引所で購入したイーサリアム(ETH)をウォレットに送金しましょう。
送金手順は以下のとおりです。
- メタマスクのアドレスをコピー
- 国内取引所の送金ページを開く
- メタマスクのアドレスを貼り付ける
- ネットワークや数量を入力して送金する
Metamaskに送金する手順は、別記事で詳しく解説しているのでそちらを参考にしてみてください。
NFTマーケットプレイスに登録
NFTのマーケットプレイスにアカウントを登録します。
おすすめのマーケットプレイスはOpenSea(オープンシー)です。OpenSeaは世界最大手のマーケットプレイスなので、販売したNFTの人気が高まると多くの利益を得ることも可能です。
まずはOpenSeaの公式サイトにアクセスして、ウォレットマークをクリックしましょう。
接続可能なウォレットが表示されるので、自身が使用しているウォレットを選択して接続してください。
続いて設定画面を開き、ユーザー名とメールアドレスを入力します。
入力後に「保存(SAVE)」をクリックするとOpenSeaからのメールが届きます。
メール本文に記載されている「VERIFY MY EMAIL」を押すと、登録は完了です。
写真をNFT化して販売する
OpenSeaに登録したら、いよいよNFT写真を販売します。
NFT写真を販売する方法は2パターン。
- コレクション(作品集)を作成して複数のNFT写真を販売する
- NFT写真を単体で販売する
どちらの方法でもNFT写真は販売できるので、ここはお好みで構いません。
継続して販売する予定がある方はコレクションを作っておいた方がよいでしょう。
以下で「コレクションの作成方法」と「NFT写真の作成・販売方法」を分けて解説するので、必要なところから見てみてください。
コレクションを作成する方法
まずはOpenSeaのホーム画面から「マイコレクション」をクリックします。
続いて「コレクションを作成」をクリックしましょう。
コレクションの作成画面に切り替わるので、必要な情報を設定していきます。必須項目は以下のとおり。
- ロゴ画像
- コレクションの名前
- ブロックチェーン
上記の他にもリンクやカテゴリーなどを任意で設定可能です。
すべて設定後に「作成」を押すと、コレクションを作成できます。
コレクションを作成できたら、以下のNFT写真の作成・販売方法を見ていきましょう。
NFT写真の作成・販売方法
OpenSeaのホーム画面から「作成(Create)」をクリックしてください。
新規アイテムの作成画面が表示されるので、以下の手順で進めていきます。
- 販売する写真をアップロード
- 作品の名前を設定
- コレクションを作成した場合は、コレクション名を選択
- 供給数(販売数)とブロックチェーンを設定
必要な情報をすべて設定後に「作成」を押すと、NFT写真を作成できます。
続いて、作成したNFT写真のページを開いて「販売」をクリックしましょう。
販売画面に切り替わるので、以下の項目を設定していきます。
- 種類(固定価格orオークション制)
- 価格・決済通貨
- 販売期間
販売の種類に関しては、特に理由がない限りは「固定価格」での出品で問題ありません。期間を設けてオークションを行いたい方は、オークション制を選択しましょう。
すべて入力後に販売ボタンを押すと、NFT写真を販売できます。
NFT写真を売るためのコツ
NFT写真を売るためのコツ・ポイントは3つ。
- SNSで宣伝する
- トレンドに乗る
- ETHで出品する
SNSで宣伝する
NFTを売るためには、SNSで発信して集客することが必須と言えます。
宣伝をせずにNFTが売れる可能性はとても低いので、めんどうに感じるかもしれませんがSNSは必ず利用しましょう。
おすすめのSNSはTwitterです。NFT出品者の多くはTwitterでマーケティングを行っており、独自のコミュニティを築いています。
NFTの購入を検討している人もTwitterをウォッチしているので、利用しない手はありません。
特に、NFTを無料で抽選配布する「Give Away」は、作品の認知度を高めるのに役立ちます。
トレンドに乗る
NFT市場では時期によってトレンド(流行)が発生することがあるので、上手く波に乗れればNFTが売れやすくなる可能性があります。
写真に関するNFTで言うと、自分の顔写真を毎日撮影してNFT化した作品が大きなトレンドになったことがありました。
上記はあくまで一例ですが、その時々のトレンドを掴むことは非常に重要です。
NFT市場では似たような作品が連鎖的に売れ続ける傾向もあるので、トレンドが発生したと思ったらすばやく乗ることをおすすめします。
ETHで出品する
NFTを販売するときは、決済通貨をETH(イーサリアム)に設定して出品するのがおすすめです。
他の仮想通貨に設定することもできるのですが、市場ではイーサリアムのNFTが主流となっています。
特に大口投資家などはETHでNFTを購入する傾向が高いので、多くの買いが入る可能性が高いです。
ちなみに、利用するNFTマーケットプレイスは、取引量が多いOpenSea(オープンシー)をおすすめします。
まとめ
今回は写真をNFTにして販売する方法や、NFT写真を売るためのコツを解説しました。
NFT写真の販売方法を下記で簡単にまとめます。
- SBI VCトレードなど仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
- メタマスクなどの仮想通貨ウォレットを作成
- イーサリアムをウォレットに送金
- OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスに登録
- 写真を登録して販売開始
仮想通貨やNFTに触れたことが無い方にとっては少々むずかしく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば次回以降はスムーズに販売できます。
販売方法がわからなくなった時は、本記事に戻ってきて手順を確認してみてくださいね。
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